チャーチルMk.Ⅶ(ギャラリー100)

イギリス歩兵戦車チャーチルMk.Ⅶ(タミヤ・35210)
製作:セモベンテ様
説明文が到着いたしました。
●戦車とフュギア4体がセットになったキットです。
あえて設計図の支持どうりに組み立て、タミヤが提示した情景を実際に再現しました。

組み立て
砲塔側面をパテと接着剤で少し荒らした以外、ストレートに組みました。

基本塗装
下地にはクレオス Mr.マホガニーサーフェイサー 1000 スプレーを吹き、次にクレオスMr.シリコーンバリアーをエアブラシで吹きつけました。
タミヤアクリルXF-58オリーブグリーンを基本色にし、XF-2フラットホワイトを使い、カラーモジュレーション塗装を施しました。
乾燥させたのち精密ブラシ、サンドペーパー、デザインナイフ等で塗装をはがし、チッピングの傷を入れました。

デカール
クレオストップコート光沢を吹き、表面塗装の保護を行ないデカールを張ります。

フィルタリングとスミ入れはクレオスウエザリングカラーにて行いました。
ホワイト、イエローなどで、表面にムラを付けます。


ホコリ汚れ
単色塗装の戦車なので単調にならぬようホコリ汚れを印象的になるよう付けました。
ウエザリングカラーサンディウオッシュの瓶の底に溜まった濃い部分を混ぜないようにペイントスティックで取り出し、なるたけ濃いまま使います。(瓶ごと振って混ぜてしまうと乾燥が遅くなったり艶が出ます。濃いままか、専用溶剤で少し溶いて使えば乾燥は早く、つや消しに仕上がります。)
ホコリが付きそうな車体下部と上部のポイントポイントに濃いウェザリングカラーを塗り、少し乾燥させます。
専用溶剤で湿らせた筆で、垂直面は上下を意識して、水平面は叩くようにぼかして自然なホコリ汚れにしていきます。
この汚れは一度で決めず何度も塗りとボカシを繰り返し、バランスベストを目指します。

車体仕上げ
車体上面の隅にピグメントをまぶし、アクリル溶剤を散らしてランダムなホコリ汚れとしました。
オイル汚れはタミヤエナメルのスモーク、クリアーオレンジ等を使い書き込みました。




フィギュア
色、姿勢などキットの設計図指定そのまま仕上げました。
ボディは水溶きアクリルで塗り、印影付けのドライブラシもアクリルで。
へこんだ箇所にはウェザリングカラーを流し込みました。

小物塗装
車体に乗せた木箱、農夫の台車の木部はデザインナイフで傷を入れ木目とします。
アクリルデッキタンを塗り、その上にウェザリングカラーのステインブラウンを筆目を残すようにさっと塗りました。
ワインの瓶は透明パーツでしたので、タミヤエナメルで薄く染めるようエアブラシで塗装。


ベース部
ウレタンフォームを切り出し、ジェッソとモデリングペーストで目止めします。
地面はウェザリングペーストを濃いまま塗りつけ少し乾かし、皿洗いスポンジで叩きテクスチャーをつけました。
ウェザリングペーストを乾燥させ、大小ランダムに砕いた粒を撒き水溶きボンドで固定しました。
樹木は針金で作った先端を繋ぎ合わせ一本の木とし、根本は公園で採取した枯れ枝を接続してあります。
葉はノッホ社の樹葉を使い、同じものを地面の雑草にも使用。






飾り台
杉の内装材を使用サイズに切り出し、との粉で目止め、400番ペーパーで整え水性ニスで塗装。
乾いたら400番ペーパーで砥ぎ、再び水性ニスで塗ります。
砥ぎと塗りを3回繰り返し、仕上げを600番で砥ぎ最終のニス塗りをし艶あり仕上げとしました。

ネームプレート
レーザープリンターにてゴールド光沢ステッカーに印字し、プラ板に張り付けプレートとしました。
コメントの投稿
何時も素晴らしい作品を、公開させて頂いてありがとうございます。
『作品の写真を撮らせてください。』と言う、お客様もいらっしゃいます。
単色の車体は、本当に難しいですね。
絵画的要素を取り込むのですね。
次回も宜しくお願いします。
『作品の写真を撮らせてください。』と言う、お客様もいらっしゃいます。
単色の車体は、本当に難しいですね。
絵画的要素を取り込むのですね。
次回も宜しくお願いします。
撮影と編集ありがとうございます。
今回、単色戦車の難しさを痛感しました。
付属のフュギアはポーズ、表情共に大変魅力的で、塗っていて楽しかったです。
特に改造したり、調整しなくても車体にピッタリフィットするのはタミヤの付属専用フュギアならではですね。
今回、単色戦車の難しさを痛感しました。
付属のフュギアはポーズ、表情共に大変魅力的で、塗っていて楽しかったです。
特に改造したり、調整しなくても車体にピッタリフィットするのはタミヤの付属専用フュギアならではですね。