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(ギャラリー92)マーダーⅢM

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タミヤ ミリタリーミニチュアシリーズ No.364
1/35 ドイツ対戦車自走砲 マーダーIII M (ノルマンディ戦線)
製作:セモベンテ様

●ツイッター、フェイスブックに完成写真を載せましたが共に評判がよく、もらったいいね!の数は自己新記録です。





一部解像度の高いパーツに変更、一体式覆帯、最新の3Dスキャンフィギュアなどでリニューアルされた
オープントップ車両キットです。
箱絵から思い浮かぶノルマンディ戦線の夏の光景をビネット仕立てにしました。
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組み立て
38t戦車を元にしているので、小さく華奢な車体です。
後部の戦闘室外装を接着してしまうと塗装や汚しの際に奥まで筆が入らないので、砲と戦闘室隔壁を分割された形にしておき、最終仕上げの寸前に組み合わせることにします。
足回りも塗装の際に取り外せるよう、転輪は車体に接着せず覆帯ごと外せる通称「ロコ組」にしました。

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基本塗装
クレオス Mr.マホガニーサーフェイサー 1000 スプレーを吹き、次にクレオスMr.シリコーンバリアーをエアブラシで吹きつけました。
乾燥後、タミヤアクリルXF-88新色ダークイエロー2でベースカラーを、迷彩色をXF-89新色ダークグリーン2とXF-90新色レッドブラウン2をそれぞれ混色無し瓶ママでエアブラシを使いフリーハンドで塗りました。
線迷彩には情報量が多くなるよう太い細い、濃い薄いのメリハリを付けました。

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チッピング
サーフェ一サーの上に塗ったシリコンバリアーの効果で、簡単に塗装色がはがれます。
精密スチールブラシ、デザインナイフ、サンドペーパー等でエッジ部等の塗装色をはがし、チッピング表現をしました。
オープントップ車両の砲尾部や車内が見える箇所は見せ場なので、塗装剥離が自然に見えるよう丁寧に施しました。
砲と戦闘室隔壁は取り外しできようにしていますので、作業は容易です。

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デカール
クレオストップコート光沢を吹き、表面塗装の保護を行ないデカールを張ります。
車両番号はデカールの周囲の段差が出ないよう、一文字づつ切り離し、周囲の透明余白部分を切り取ってから貼りました。

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スミ入れ、ウェザリング、雨だれの書き込み
クレオスウェザリングカラー各色を使い、スミ入れと縦方向の色ムラを加えます。
スミ入れは一番細い筆を使い、はみ出さないようにピンポイントを狙って行います。
光沢のトップコートは、この作業においてにじみを防止し塗料の伸び、ふき取りやすさを助けます。
表面に色ムラを加える際は塗料を溶剤で薄くし、濃いまま広範囲に塗るのを避けます。
雨だれはウェザリングカラーを皿に取り、少し溶剤を飛ばした濃い目のものを使い、細く書き込みます。
太い雨だれの跡はスケール感を損ないますので、太くならないよう慎重に書き込みます。
書き込んだ後に乾いた平筆でなぞりぼかすと自然な感じが出ます。

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履帯
転輪と一体式覆帯を組み立て固まったあと、転輪とともに取りはずし塗装しました。
タミヤアクリル XF-84 ダークアイアン (履帯色)で基本塗装したあと、ウェザリングペースト マッドホワイトを皿にとり少し溶剤を飛ばして硬くしたものを凹み部に塗り、固めの筆先で叩きテクスチャーを付けます。凸分に付いたペーストは丁寧にふき取ります。 

泥汚れ
車体下部、転輪には溶剤で薄く溶いたペーストで下地を作り、そこに2色以上のピグメントをかぶせ、アクリル溶剤を筆で散らし固定しました。
泥跳ね汚れもピグメントをアクリル溶剤で溶き、ピグメントの粒感が残った状態のものを筆で散らして加えました。
ピグメントを散らすと、泥跳ねの立体感が出ます。またこの課程でアクリル溶剤を使うことによって、エナメル塗料を使った雨だれや表面のムラがぼけて消えることなく保つことが出来ます。

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車体仕上げ
車体上面の隅にピグメントをまぶし、アクリル溶剤を散らしてランダムなホコリ汚れとしました。
オイル汚れはタミヤエナメルのクリアー、クリアーオレンジ、フラットブラックを使い書き込みました。
跳ねたりこぼれたオイル染みは溶剤で薄めたクリアーオレンジ+ジャーマングレーを使いました。


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フィギュア
最新の3Dスキャンフィギュアは服のシワや細部のデティールが明確で、非常に塗りやすいです。
基本塗装はタミヤアクリルを水で溶いて塗装。
水溶きタミヤアクリル技法は乾燥後つや消しになりますので、布部分の塗装の際に大きな手助けになります。
基本塗装が乾燥後、基本色に白を加えたハイライト色でドライブラシし。服のシワの凸凹を強調します。
強調されたシワの凸にエナメルのハイライト色、基本色に黒を加えたエナメルのシャドー色を凹みに置き、エナメル溶剤で湿らせた筆で境目を何度もなぞり、馴染ませます。
ベルト、ホルスターの革部分はフラットブラウンで下地を塗り、溶剤で薄く溶いたエナメルフラットブラックで染める様に塗り上げました。
手と顔はアクリルタンを下地に使い、油彩で仕上げました。


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ベース部
ウレタンフォームを切り出し、モデリングペーストで目止めします。
ウェザリングペーストを濃いまま塗りつけ少し乾かし、スポンジで叩きテクスチャーをつけました。
塗装ハケを染め刻んで芝生に使っています。
芝生のところどころにJoefixの草の束を植え付けています。
樹木は針金でベースを作り、先端にオランダドライフラワーを接着、リーフパウダーを振り掛けて葉っぱとしました。
ヤブはリーフパウダーをつけたオランダドライフラワーを植え込みました。


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飾り台
レンガ大の発泡スチロールの周囲に2ミリ厚のバルサ材を箱型に貼りました。
との粉で目止めし、400番ペーパーで整え、水性ニスで塗装。
乾いたら400番ペーパーで砥ぎ、再び水性ニスで塗装。
砥ぎと塗りを四回繰り返し、仕上げを600番で砥ぎ、最終のニス塗りをし艶あり仕上げとしました。

ネームプレート
レーザープリンターにてゴールド光沢ステッカーに印字し、プラ板に貼り付けました。



セモベンテ様の作品展示
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何時も素晴らしい作品を提供下さり
ありがとうございます。

店主様
早速編集ありがとうございました。

オープントップ車両は初めてになりますが、内部のよく見える華奢で繊細な造りは普通の戦車とはまた違った楽しさがありました。
今回は土台部を箱型にしたビネットですが、背が高くなるので存在感が出ますね。また箱型を作りたいと思います。

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ノアの店長です。
加古川市でミリタリーをメインに品揃えしています。

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